崖の上のポニョの感想

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崖の上のポニョの制作は、2005年春から始められ、妥協を許さない宮崎駿監督とジブリのもとで、時間をかけて全て、手描きで仕上げられたアニメ作品です。映画を観た感想やレビューとして、試写会でも一様に高い評価を与えているのが、躍動感にみちた手描き映像の迫力で、動きの連続で繰り返される怒涛のアニメーション映像に、幸福感すら覚える人もいました。映画「崖の上のポニョ」は、ポニョの「宗介が好き」という思いと宗介の「守ってあげる」という一途な思いに全編を貫かれ、明快な目的へと、ストーリーを一気に引っ張っていくパワーをもっています。静的に描かれる地上世界と、動的に描かれる海中世界との対比は、海から来たポニョの生き生きしたキャラクターを際立たせると同時に、希望に満ち溢れた若い生命と、たとえばデイケアホームでお迎えを待つ老婆たちの姿との対比でもあり、生と死をみつめるまなざしを感じさせます。映画「崖の上のポニョ」の主要な舞台として設定された海は、多様な生命をはぐくむ、穏やかで包容力のある存在であるとともに、嵐になると、すべてを破壊し尽くすような勢いで暴れ狂う、恐ろしさを秘めています。宮崎駿監督自身の言葉によると、アニメに描かれた海はたんなる舞台背景ではなく、「主要な登場人物」であり、それは、生命発祥の源、すなわち、人類の母なる存在をあらわしていると、とらえることができます。映画「崖の上のポニョ」では、ポニョと母親、宗介と母親の絆も随処に描かれ、冒険へと旅立つ子供とそれを見守る母、というモチーフが、大きな意味を持たせています。これは、これまでの宮崎アニメではほとんど、みられなかったことです。映画館では、「崖の上のポニョ」で宮崎駿監督が、67歳にして新たに到達した境地を目の当たりにすることができると思います。そのため、感想やレビューとしては、細かいところまで深く観ていくと考えさせられる作品といえ評価は高いといえますね。

崖の上のポニョのあらすじ

崖の上のポニョは、2008年7月19日に公開される巨匠宮崎駿監督の新作アニメ映画です。「ハウルの動く城」以来4年ぶりのジブリ作品となる、「崖の上のポニョ」は、鈴木プロデューサーによると、宮崎駿版人魚姫のような作品であり、原点に戻ってアニメーション本来の楽しさを追求した映画です。アンデルセンの童話、人魚姫を下敷きに、現代の日本の離島に暮らす5歳の少年宗介と、人魚になりたいと願う金魚のポニョの愛と冒険を描いた「崖の上のポニョ」は、すでにブランド力があり、集客力の高い宮崎アニメですから、この夏ヒットする映画として確実でしょう。あらすじやストーリーとしては、奈良柚莉愛(ならゆりあ)さん演じるポニョは、所ジョージさん演じる元人間のフジモトと、天海祐希さん演じる海なる母との間に生まれた、金魚の女の子です。ある日、家出をしたポニョが、ジャムの瓶に頭を突っこんで困っていたところを、海ぎわにある崖の上の家に住んでいる土井洋輝(どいひろき)さん演じる5歳の少年、宗介に助けられます。ポニョと宗佑はお互いのことが好きになり、宗介は、ポニョのことを守ってあげるという約束をします。そんなある日、ポニョは、フジモトに、海に連れ戻されてしまいます。ポニョは、宗介に会いたい、人間になりたいという強い願いを胸に、妹たちの助けを借りながら、父の魔法を盗み、宗介のいる人間世界を目指します。妹たちの声には、歌手の矢野顕子が起用されていて、映画「崖の上のポニョ」の鈴木プロデューサーの狙い通りの「人間じゃない声」が、効果をあげています。宗介は、5歳児とはいいながらもなかなか頼もしく、モールス信号で父親とやりとりしたり、ポニョの魔法で、おもちゃの船を巨大化させて、母を助けに行ったりする子供です。そんな宗介に惚れ込んだ、まんまる目玉に下ぶくれのポニョが、どんな変身を遂げるかは、ラストまで見てのお楽しみです。映画「崖の上のポニョ」には、現代社会が抱える環境や、家庭の問題が、たくみに織り込まれていて、子供だけでなく大人もまた、楽しみながら考えさせられる作品になっています。

崖の上のポニョグッズ

崖の上のポニョグッズは映画の全国公開に合わせて、主題歌CDの他にも続々登場しています。コインケースやバスケース、マチが付いた舟型のポーチ、筆記用具入れや貴重品収納ケースなど、いずれも、パッケージには水の中で泳ぐ魚の女の子ポニョのデザインがついて、とても涼しげです。「崖の上のポニョ」の名シーンを描いたトランプもあります。アサヒ飲料では、ペットボトル全品についているバーコードを切り取って応募すると、アサヒ飲料オリジナルのパペット人形や、グラス、Tシャツ、壁掛け時計などポニョグッズが、毎日100名に当たることになっています。映画の公開にあわせて、7月30日までサンシャインシティで 「崖の上のポニョ」展が開催されます。体験型の楽しい仕掛けがいっぱいの会場内に設けられた、「崖の上のポニョ]のグッズショップでは、オリジナルポストカードも販売されています。

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崖の上のポニョの主題歌

崖の上のポニョは、藤岡藤巻さんと大橋のぞみさんの歌で、昨年12月から、主題歌CDのみ、先行発売されていました。藤岡藤巻さんは、じわじわと人気を集めている熟年フォークデュオで、大橋のぞみさんは、セントラル子供劇団所属の子役タレントさんです。主題歌「崖の上のポニョ」は、言葉がおぼつかないながらも楽しく歌う娘と、いっしょに歌うお父さんという設定で作られた親子デュエットソングです。夏休みに、家族で「崖の上のポニョ」を鑑賞すれば、そのあと、子供といっしょに主題歌のデュエットを楽しめますね。歌のメロディーは、ジブリ作品の「となりのトトロ 」と同じで親しみやすく、とても、耳に残りやすいので、CMや映画を観た後は、何度も歌が頭の中で繰り返されそうです。CDには楽譜もついているので、楽器を持っている人は、すぐに「崖の上のポニョ」のテーマソングの演奏を楽しむことができます。